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合格者の声

準1級

準一級でより高く広い視野に立つ
谷 明博さん(医療法人協和会加納総合病院 循環器内科)

 私が統計検定を受験しようと思い立ったのは、2014年の製薬会社の不正臨床試験ディオバン事件があった時でした。データを検討すると血圧値の標準偏差に不自然な減少がみられ、検定すると自然には起こりえない減少であり、恣意的操作だと分かったからでした。
 直後の2015年に統計検定2級を受験し、1回で合格したのですが、次の準一級が大変でした。2級と準一級では範囲や難易度に大きなギャップがありました。教科書やYouTubeで勉強しましたが、4回連続で不合格。しかも毎年さらに出来が悪くなっているという状況でした。このままでは永久に合格できないと思った私は、誰か統計学を私に教えてくれる師がいないか探しました。すると究進塾という個別指導専門塾に数学検定や統計検定の受験指導をして下さる先生がおられることを知りました。さっそく連絡して、毎週1時間、オンラインで一対一の授業を受けました。そして9か月で準一級の過去問の3年分が終わったところで受験したところ、このたび合格することができました。
 統計検定2級の世界と準一級の世界は全くと言っていいほど違います。より高く広い視点に立ち世界が開けた感じがします。医学の世界では、ベイズ流の臨床試験や機械学習を用いた疾患分類が最近行われるようになり、これらは準一級の範囲です。おかげで臨床医をしながら最先端の医学の進歩についていくことができています。
 統計検定2級に合格された方々は、ぜひ準一級にチャレンジしてください。

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