統計検定:Japan Statistical Society Certificate

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合格者の声

準1級

新幹線が勉強部屋
西村 千秋さん(CNメディカル・リサーチ:2017月6月試験合格─準1級年長者記録)

 私が,統計を理論と実際の両面から本格的に身につけて,検定試験という形で客観的な評価を受けてみようと思い立ったのは,定年後でした。それまでは医学部の情報系教員という立場で,自分の専門である生体情報工学での研究・教育を行う傍ら,多くの臨床系医師とともに臨床医療研究におけるデータの統計処理に携わってきました。その場合の統計上の仕事はあくまでデータが中心で,それらに何を語らせるのかが主要な課題でした。そのような環境の中で,私の書棚にはデータ処理技法や統計ソフトの使用法に関する書物が増えていきましたが,その基礎となる理論的な文献は手薄でした。
 やがて迎えた定年後,私は活動を統計関係に絞り,医療関係者の支援を中心に据えて起業しました。すなわち統計コンサルタントです。その業務を行う中で痛感させられたのが,統計の基礎的・理論的基盤の必要性です。時あたかも日本統計学会による統計検定が始まった頃であり,これを目指して勉強をしようと思い立ちました。ただ,改めて統計学を体系的に学ぼうとした時に,困ったのはそのガイドとなる教科書です。もちろん各分野の専門書はいろいろとあるのですが,全体を通覧でき,見通しが得られるような書物はなかなか無く,探していたところ,統計検定の発足と呼応して“日本統計学会編,統計学,東京図書”が出版され,私にとっては待望の書となりました。
 さて,教科書は得られたものの,私にとってもう一つの課題は勉強時間の捻出です。とくに老親の介護も抱えており思うように勉強する時間がとれません。ただ,新幹線を使った遠距離介護であったため,その乗車時間を唯一のまとまった勉強時間として勉強に充てることができたのは幸いでした。こうして新幹線車内を勉強部屋として,乗車時間中教科書と睨めっこという生活となりました。この教科書は大変幅広い統計の分野を網羅しているため必然的に行間が広く,一つの行から次の行へと意味を理解しながら読み進めるのは大変でしたが,こうしてなんとか基本的な考え方や理論的裏付けなどを身につけていくことができました。
 準1級に合格して感じるのは,やはり視野が広がったことです。そのおかげで日々新たに産み出されている統計新手法なども,その内容を自分なりに咀嚼して理解できるようになりましたし,業務上の諸問題に対しても,クライアントにはさらに自信をもって助言できるようになりました。ややもすると内向きになりがちな定年後の生活に,この統計検定は,活気と自信を与えてくれました。これからも,これを一つの支えとして,さらに満足いただける統計コンサルタントを目指したいと思います。

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