インターンをしている会社の社員さんから統計検定を紹介していただき、受験することにしました。
統計学については大学1年生のときに履修した基礎統計という科目で少し勉強しただけで、知識があやふやな状態が続いていましたが、実験の解析などでも必要になる機会があり、改めて勉強しておきたいと思っていたので統計検定は統計学の勉強をし直す良い機会になりました。
勉強の際は1年生のときの基礎統計の教科書と公式テキストを通読し、試験の1週間前くらいから過去問を解き始めました。公式テキストを読んでみるとモーメント母関数などの今まで知らなかった強力な手法を学ぶことができ、非常に楽しく勉強できました。
私は物理学科に所属しているので、統計応用については理工学分野を受験しました。受験の結果、統計数理と統計応用いずれもSランクで合格することができ、統計学について勉強した内容がきちんと定着していることを確認できました。
現代社会においてはビッグデータ解析など統計学の知識が必要とされる現場が増えてきているように感じています。統計検定の受験によって幅広い応用範囲を持つ統計学という学問の理解を深めることができ、非常に意義がある経験でした。