今回,専門統計調査士を受験し,優秀成績賞を取ることができてとても嬉しく思います。
統計検定については,統計検定のHPで知りました。受験準備は,今まで得た知識を復習したり,過去問を解いたりしました。
統計検定を受検することは,統計関連の知識を復習・再確認し自分の専門外の分野で実際にどのように統計学が利用されているのかを学ぶチャンスになります。
私は,大学や大学院で情報工学を学んでいましたが,社会人になってからは,保険数学や金融工学,資産運用等金融関連業務において統計学の限られた一部分だけの知識を利用しているだけでした。自分が係わったことがない分野において,どのように統計学が利用,応用されているのかについてとても興味を持っています。
統計関連の知識を錆び付かせないためにも,次回は統計検定1級と統計調査士にチャレンジしたいと考えています。
今後,データ処理能力の驚異的な発達により,様々な分野で統計学が応用されることが想定されます。統計質保証推進協会に要望したいことは,実務でどのように統計学が利用されているのか,さまざまな事例について実務者によるスクーリングを開催するなど実務レベルでの統計学の応用例についての情報提供です。
実務的な事例を学ぶ機会が増えるとますます統計学に興味を持つ方が増え,統計学が科学の進歩に貢献する可能性は高まるのではないでしょうか。