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合格者の声

1級「統計数理」

他人に口で説明できるように理解することを心がけました
萱場 悠貴さん(一橋大学経済学部2年:2015年11月試験合格-1級「統計数理」最年少記録)

大学2年生になって初めて、私は統計学に本格的に触れました。最初の頃は確率の基礎知識すらも知らない状態だったため、授業についていくのがやっとでした。しかし勉強を進めていくうちに、統計学の発想の面白さや応用範囲の広さがわかってきて、さらに勉強を進めたいという意欲が沸いてきました。
統計検定のことを知ったのは10月くらいのことだったと思います。11月まで2ヶ月もない状況でしたが、友人と相談して受験を決めました。まずは統計検定1級対応テキストを使用して夏までに学習したことの復習を行いました。統計学では計算方法や公式を正しく覚えていることも重要ですが、特に検定や推定においては、なぜその手法で検定・推定を行うのが妥当であるかを直観的に理解することも重要であると考え、他人に口で説明できるように理解することを心がけました。一通り理解し終えたあと、過去問演習に取り組みました。試験日の約2週間くらい前だったと思います。最初に過去問を見たとき、解ける問題がほとんどなくて焦りました。残り日数も少なかったので、演習の最後のほうでは理解することよりも暗記が多くなってしまいました。もう少し早くから演習に移るべきだったと反省しています。
試験本番では計算ミスをしないよう1問1問丁寧に解くよう心がけました。時間が足りずすべての問題を解き切ることはできませんでしたが、合格できてよかったです。
現在は大標本理論を中心に学習を進めています。統計学は応用範囲が非常に広く、まだまだ自分の知らないことがたくさんあると日々痛感しています。しかし統計学の理解を深めることで、自身の今後のキャリアにおいても統計学の発想をおおいに活かすことができるのではないかと期待しています。

※1級「統計数理」の最年少の記録をおもちの方です。2015年11月試験での合格です。-広報担当 記

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