以前から統計学には興味がありました。統計検定2級や準1級の勉強をしている際に、データの分析方法とともにデータの入手方法にも興味を持ちました。そこで、調査企画や標本設計といった分野の資格試験を探したところ、統計調査士と専門統計調査士を知りました。統計調査士については合格し、優秀成績賞を頂きました。専門統計調査士になるべく、今回の受験を決心しました。
今回の受験に向けて、使用した問題集は公式の過去問集のみです。2013年~2019年の7年分を3周解きました。これまでの統計調査士、統計検定2級や準1級の知識が役立つ問題も含まれています。調査方法に関して、これまでの認識とは異なる問題もあり興味を掻き立てられました。
普段は塾講師として数学を教えていますが、統計学という学問の必要性を感じています。日常生活は常にデータと隣り合わせです。そのデータはどのような調査が行われ、どのように分析されたのかを判断できる思考力がより一層求められる時代だと考えます。統計検定を通して学んだことを生徒たちにも伝えていきたいと思います。
また、勉強を進める上でモチベーションになったのが「認定証」です。専門統計調査士になって、あのカッコいい認定証を手に入れるんだという思いで勉強を前に進めることができました。今回、統計調査士・統計検定準1級に続き3つめの優秀成績賞を頂くことができました。仕事をしながらでも諦めずに勉強を進めてきて良かったです。
今後はより実践的な「データサイエンス基礎」の検定や、より専門的な知識が求められる「統計検定1級」の合格を目指していきたいと思います。