会社ではデータ活用推進をミッションとする組織に所属しており、分析に関する相談を他部門からしばしば受けています。相談者の期待に応えられるように、データ分析の専門性をより高めたいと考え、準1級の勉強を始めました。
まず統計検定2級の復習から始め、2級の問題の9割は自信を持って解けるようにしました。その後、準1級対策で定評のある統計学実践ワークブックに取り組みました。某工大で鍛えられたので、数式には抵抗がなかったものの、ワークブックには所々難解に感じられる記述もありました。そういった箇所は書籍やインターネットを駆使して自分が納得できるまで調べ尽くしました(試験対策としては非効率かもしれませんが、一番楽しかったところです)。普段使っている統計ツールの中ではこんな計算をしていたのか…!という発見もあり、準1級の勉強はとても有意義でした。
実は2021年のPBTも受験していたのですが、全く太刀打ちできず…閉ざされたドアの向こうに新しい何かが待っていると信じて勉強を続けた結果、今回リベンジでき、大変嬉しかったです。その一方で、試験勉強を通じて統計学の応用範囲の広さを知り、「終わりなき旅が始まったんだよなあ…」という感想も抱いています。今後も機会があれば、統計検定1級やデータサイエンスエキスパートにも挑戦してみたいです。