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合格者の声

準1級

仕事での統計知識を深めるため
宮澤 朋也さん(データアナリティクスラボ株式会社)

 私はデータサイエンス企業に所属しており、日頃から分析業務に従事しています。業務の中で、データから知見を得るための分析手段や統計知識が少ないと感じていた私は、統計知識を深めるために統計検定凖1級を受験することを決めました。
 学習過程として、私は学生時代に数学II・Bまでしか履修していなかったため、まずは不足していた大学レベルの数学から学習を始めました。その後、『統計学実践ワークブック(日本統計学会編)』で出題範囲の統計知識を網羅的に学び、理解が足りない部分を『多変量解析がわかる(涌井貞美・涌井良幸 著)』『多変量解析法入門(永田靖・棟近雅彦 共著)』『分析モデル入門(杉山聡 著)』などの書籍を使って補填していました。また、理解を深めるために書籍だけではなく、様々なWebサイトや動画も活用していました。問題演習には上記のワークブックに加え、公式問題集を活用しました。
 一つ一つの統計的手法に対して「この検定や分析を行う目的は何か」「この数式は何を求めるためのものか」ということを意識すると理解が進みやすかったように思います。
 実際に試験を受けたときは、単に公式を覚えるのではなく、背景にある統計知識をしっかりと理解しないと合格は難しいと感じました。2度不合格となりましたが、結果を振り返り、理解が浅かった部分を見直し、3度目の受験では最優秀成績賞で合格することができました。
 統計検定準1級の出題範囲は多岐にわたっているため学習は大変でしたが、体系的に知識を修得できたため、実務での分析手段の幅も広がったと感じています。
 今後、社会ではデータ活用がさらに広がっていき、その中でAIや機械学習の背景にある統計知識の理解に対する重要性は高まってくると考えています。引き続き統計知識を深め、よりよい社会を作るためにその知識を活かしていきたいと思います。


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