logo 統計検定:Japan Statistical Society Certificate

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合格者の声

1級「統計数理」

自分で手を動かして運用できる能力がしっかりと身につく
徳永 和朗さん(日本経済新聞社)

 私は業務でデータ分析を担当しています。会社のなかでデータ分析について学びつつ業務を行なっていましたが、もともと大学ではデータ分析に関連する内容をほとんど学んでいなかったこともあり、基礎的な内容の理解に不安があり、また自分のスキルを証明できるものがないことに課題を感じていました。そのなかで、会社の同僚やSNSなどを通して統計に関する能力の保証となり得る統計検定の存在を知り、受験しようと決めました。
 受験にあたっては、大学で数学をほとんど学んでいなかったこともあるので、まず微積分や線形代数の基礎について書籍を購入して勉強しました。統計学については久保川先生の『現代数理統計学の基礎』と、竹村先生の『現代数理統計学』を中心に勉強しました。どちらの書籍も、サポートサイトに補足情報が充実しているので、とても学びやすいです。試験の1,2ヶ月前から、過去問題を解きました。試験時間でどういう分量や質の答案を求められるのかが実際に体感できるので、過去問題を解くことは大切だと思います。統計検定の問題は、設問数が多くて時間的猶予がないので、問われている統計学的内容を把握して式変形や数値計算を手際よく行うことが大切だと感じました。
 統計検定1級の学習を通して、統計学やその基礎となる数学について、ざっくりとした理解ではなく、数学的・統計学的概念を自分で手を動かして運用できる能力がしっかりと身についたと感じます。今回、1級の統計応用にも合格することができました。今後は機械学習やソフトウェアエンジニアリングなどについて学んで、業務現場でのデータ利活用を進めていきたいと考えています。

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