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合格者の声

準1級

学内で学んでいた統計学の全体的な体系の理解に役立ちました
間宮 壮太さん(滋賀大学データサイエンス学部 4年生)

 準1級を受験する1年程前に、大学内で2級の受験の機会を頂きその時点で合格していましたが、さらに準1級を取得する事で大学院の進学に有利と判断し受験へと至りました。進学の準備や研究で忙しい自分にとって、自分のペースで勉強し受験ができるCBT方式は非常にありがたいと感じました。実際に、勉強時間と受験に1ヵ月の期間しか用意できなかった中で合格できたのは、統計検定がCBT方式であったからこそだと感じます。
 実際に勉強していく事で、大学内で学んでいた統計学の理解、その全体的な体系の把握に大いに役立ちました。準1級の範囲はとても広く、自分が専門にしていない内容も多く出題されましたが、その知識が現在より大学での研究に必要な知識、自分が専門としている知識を補強してくれていると強く感じています。
 2級から準1級に至るまでに勉強した内容について記載します。自分にとっては「統計学実践ワークブック」はこの1冊だけで合格できると言えるほど、準1級の広い範囲を網羅してくれる素晴らしい1冊です。実際自分が試験勉強として行ったことは、この1冊の内容の理解のみとなります。それぞれの章に書かれた内容をきちんと理解し、各章末問題に全て解答できれば、十分合格するレベルに達せると感じます。
 これから受験する人へのアドバイスとして、自分が躓いたポイントを2点上げておきます。
 1点目はこの本の解説です。どうしても範囲の広い準一級を網羅している為、各章の説明はやや説明不足な箇所が散見されます。これらの箇所については他の書籍やインターネットに頼らざるを得ません。地道に理解できるまで根気強く調べていく事をおすすめします。
 2点目は章末問題と試験問題の違いです。どうも章末問題はCBTになる前の問題形式で作られている為か、実際に受けた問題とは体感に大きな違いがありました。CBT以降の過去問を勉強する手段は今のところ無いので、統計学全体の理解を深める、という対処法しか現状取れません。もしこれを読んでいる時点でCBT以降の過去問を勉強できる状態にあれば、それに取り組む事をおすすめします。そうでないなら章末問題に上げられたテーマにこだわらず、1つ1つの計算や公式に焦点を当てて勉強する事をおすすめします。
 今後は学んだ内容を学士・修士の研究に役立てると共に、次は1級を目指し継続的に勉強を続けていく予定です。


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