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合格者の声

1級「統計数理」

半年前から取り組み、統計数理と統計応用に合格
松井 涼一郎さん(京都大学大学院理学研究科化学専攻修士2回生)

 私は今回の試験で統計検定1級に合格することができました。また、数理の方ではSランク、応用の方ではAランクをいただきました。
 統計検定は1年前の夏頃に、研究室のOBの方からお話を聞いた時に知りました。そのお話の中で、これからもデータサイエンスの分野に長けている人材の市場価値が上がっていく、といった内容がありそれを聞いて統計学について本気で勉強してみようと思いました。
 統計学に本格的に触れたのは受験日の約半年前からで、この時点では期待値や分散などの基本的な用語を知っており計算方法が何となく分かっている程度の知識でした。そこから11/21まで、仮説検定、分散分析、実験計画法、時系列解析、確率過程などといった未知の分野の勉強に励みました。その際には、「多変量解析入門」および「確率・統計(Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ)」、「統計学実践ワークブック(準一級対応)」を使用しました。この本は統計学初心者の方でも学びやすいものだと思います。また、数理の演習として「現代数理統計学の基礎」を使いましたが、これを完璧にすれば統計数理の方ではお釣りが出るぐらいだと思います。研究室がオフの土日はこれらの本と過去問を駆使して統計学の勉強に励んでいました。
 試験本番の出来(自己採点)ですが、統計数理の方は記述内容については言及できませんがほぼ全て正解できており、統計応用の方では分割実験や決定木など見慣れない分野もあったので70%ぐらいの出来だったと思います。統計応用の方は、反省点が多い結果となりました。
 これからも統計学についてはさらに学んでいくとともに、就職してからもこの能力を活かして世の中に貢献していきたいです。

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