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合格者の声

1級「統計応用」

心理統計学の数理モデルの構造の理解に役立つ統計検定
若井 大成さん(東京大学大学院教育学研究科修士課程1年)

 統計学の応用分野の1つである心理統計学の研究室に進学したのをきっかけに、もっと統計学を、特に統計数理を深く学びたいと思い、ペースメーカーとして統計検定1級取得を目標にしました。
 以前から共に統計の勉強をしていた友人達と、試験の10ヶ月ほど前から勉強を始めました。私が文系出身だったこともあり、はじめは基礎的な微積分や線形代数の学習から始めました。その後は主に「現代数理統計学の基礎」からトピックを選んで勉強しつつ、過去問演習を進めました。時間制限の厳しい統計検定の試験対策として勉強を進めることで、当初の目的であった統計数理の理解が深まったのに加え、統計応用についても様々な分析手法を知ることができ、また計算力も向上しました。
 受験した手応えとしては、統計数理が合格ラインを超えているか不安だったため、合格を確認したときには安心しました。また、統計応用では想定外の最優秀成績賞をいただけてとても嬉しかったです。
 自身の研究活動の中でも、統計検定の勉強で得た知識を数理モデルの構造の理解に役立てることができていると思います。今後も怠らずに統計学を学び続け、データサイエンスとしての心理学の発展に貢献できるような研究を進めていきたいと思います。

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