2022年以降の試験について
2020年12月22日にお知らせいたしましたとおり、1級以外の紙媒体を利用した従来の試験(PBT方式試験)は2021年をもって終了し、CBT方式試験に移行いたします。
参照:
1級以外の種別の紙媒体を利用した従来の試験(PBT方式試験)の終了について
21世紀の高度情報化社会では、確かな統計データと分析に基づいて持続可能社会の発展に寄与する科学者や技術者、テレビや新聞・雑誌・インターネット等などの身の回りの表やグラフを読み取り、それらを用いて論理的な議論ができる社会人が求められています。そのため、世界中の多くの国の小中学生が、
を毎学年、継続的に勉強しています。また、その到達度が、PISAやTIMMSなどの国際学習到達度調査の「数理リテラシー」、 「科学リテラシー」、「文章リテラシー」のどの領域にも関連して、評価されています。 残念ながら、日本の小中学生は、これらの領域があまり得意ではありません。
「統計検定4級」は、主に国際的通用性の視点から、統計表やグラフ、調査・実験、確率の基礎と活用の知識に関する学習の理解度を評価し、認証するための検定試験です。
データと表やグラフ、確率に関する基本的な知識と具体的な文脈の中で求められる統計活用力を評価し、認証するために検定を行います。
(1) 基本的な用語や概念の定義を問う問題(統計リテラシー)
(2) 用語の基礎的な解釈や2つ以上の用語や概念の関連性を問う問題(統計的推論)
(3) 具体的な文脈に基づいて統計の活用を問う問題(統計的思考)
を出題します。
【具体的な内容】
統計検定4級では、以下の内容を含みます。
出題範囲の詳細については「出題範囲表」を参照してください。
出題形式 | 4~5肢選択問題(マークシート) |
---|---|
問題数 | 30問程度 |
試験時間 | 60分 |
合格水準 | 100点満点で70 点以上、難易度を考慮して調整されることがあります |
出題範囲 | 統計検定4級出題範囲表 統計検定4級出題範囲表(2020年4月から) |
<持ち込み可能な電卓>
四則演算(+-×÷)や百分率(%)、平方根(√)の計算ができる普通電卓(一般電卓)又は事務用電卓
<持ち込み不可の電卓>
上記の電卓を超える計算機能を持つ金融電卓や関数電卓、プログラム電卓、グラフ電卓、電卓機能を持つ携帯端末
4級 | 3,000円(税込) |
※これは2020年4月から変更される出題範囲に対応した統計検定4級の例題集です。
新出題範囲対応教材はありませんが、例題集の中で必要な用語を説明しています。
本例題集は必要に応じて改訂されます。
※過去3年間の試験で実際に出題されたすべての問題は、
『統計検定3級・4級 公式問題集』
に出題の趣旨を含めた詳細な解説を付して収録されています。
Copyright © 一般財団法人 統計質保証推進協会 All Rights Reserved.
「統計検定」は登録商標です。