ビッグデータ時代の到来とともに、統計的な考え方を身につけ統計学の様々な手法を正しく理解して、現実の諸問題の解決に役立てる力がますます求められる時代となりました。 自然科学や人文社会科学の学問分野にとどまらず、ビジネスでの日々の意思決定や政府の政策立案・評価においても、データに基づく客観的な判断が必要です。計算機の発達とともに統計学の諸手法を容易に使える環境が整ってきましたが、問題に応じて適切な手法を用い、結果を正しく解釈する能力をつけることによって、初めてそれらのツールを強力な武器とすることができます。統計検定準1級は、2級までの基礎知識をもとに、実社会の様々な問題に対して適切な統計学の諸手法を応用できる能力を問うものです。
大学において統計学の基礎的講義に引き続いて学ぶ応用的な統計学の諸手法の習得について検定します。具体的には下記の(1)、(2) を踏まえ、適切なデータ収集法を計画・立案し、問題に応じて適切な統計的手法を適用し、結果を正しく解釈する力を試験します。
(1) 統計検定2級の内容をすべて含みます。
(2) 各種統計解析法の使い方および解析結果の正しい解釈
試験形式 | 4~5肢選択問題(マークシート):20~30問 部分記述問題:5~10問 論述問題:3問中1問選択 |
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試験時間 | 120分 |
出題範囲 | 統計検定準1級出題範囲表 統計検定準1級出題範囲表(2020年6月から) |
使用可の電卓
四則演算(+-×÷)や百分率(%)、平方根(√)の計算ができる一般電卓又は事務用電卓
使用不可の電卓
上記の電卓を超える計算機能を持つ関数電卓やプログラム電卓、電卓機能を持つ携帯端末
※2017年の試験から統計検定1級および準1級で使用できる電卓が変更となりました
統計検定準1級では、解答に必要な統計数値表は問題冊子に掲載されます。
準1級 | 8,000円(税込) |
※過去の試験で出題された問題は、
『統計検定 1級・準1級 公式問題集』
に出題の趣旨を含めた詳細な解説を付して収録されています。
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