統計検定が始まって以来,「統計グラフ全国コンクール」(主催:公益財団法人統計情報研究開発センター)の中央審査(全国コンクール)に出品された作品で,統計的活動として優秀と認められた活動に「統計検定4級(活動賞)」を授与しています。「統計グラフ全国コンクール」は,統計知識の普及と統計の表現技術の研さんに資するため全国の小学生,中学生,高校生,大学生及び一般から統計グラフを募集して毎年行なわれています。ここに,学習指導要領の「資料の活用」および「データの分析」の内容に沿う統計的活動であることを基準として,「統計検定4級(活動賞)」を贈っています。
2017年度の「第65回統計グラフ全国コンクール」でも同賞が849作品に授与されましたが,これを機に,過去の「統計検定4級(活動賞)」授与作品数を求めてみました。下記の通りです。
第65回(2017年度) 応募総数 26,447 作品中 849 作品
第64回(2016年度) 応募総数 26,284 作品中 832 作品
第63回(2015年度) 応募総数 26,558 作品中 846 作品
第62回(2014年度) 応募総数 25,094 作品中 823 作品
第61回(2013年度) 応募総数 25,852 作品中 803 作品
第60回(2012年度) 応募総数 23,879 作品中 819 作品
第59回(2011年度) 応募総数 25,418 作品中 818 作品
7年間の総応募数は 179,532 作品で,毎年,800以上の作品が「統計検定4級(活動賞)」を獲得しています。その総数は,5,790 作品と,6,000作品におよんでいます。
統計グラフの作成においても,「資料の活用」や「データの分析」の範囲にとどまらず,多くの統計の活用知識や技能が身についていきます。ますます統計が普及し,その力をもった人たちが活躍していくことを期待します。
(毎年,「統計グラフ全国コンクール」の特選4作品のうち,特に優秀と認められた作品には,日本統計学会会長賞が授与されています。日本統計学会会長賞受賞者や「統計検定4級(活動賞)」については,こちらもご覧ください。)