(公財)統計情報研究開発センターが毎月発行する「統計と情報の専門誌『エストレーラ』」の9月号に,特集として「統計検定」が取り上げられました。
特集のタイトルは
「発展を続ける統計検定」
で,内容は,
1.統計検定受験者の分析
森 裕一 (岡山理科大学総合情報学部教授)
2.統計検定へのCBTの導入について
田栗 正章 (千葉大学名誉教授/大学入試センター名誉教授)
3.早稲田大学政治経済学部 「統計学入門」の成績評価における統計検定の利用
西郷 浩 (早稲田大学政治経済学術院教授)
です。
1は,この5年間の統計検定の受験者約2万人のデータから,受験者数や年齢分布の推移,受験者の様相が報告されています。
2では,この8月29日に始まった「CBT方式試験」(全国のCBT会場でコンピュータによる統計検定の受験)の導入経緯や目的,具体的な運用について詳しく解説されています。
3は,2015年から 「統計学入門」の成績評価の一部に統計検定3級を利用している早稲田大学の政治経済学部の取り組みについて,その導入経緯や結果および今後の課題について報告されています。