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合格者の声

2級

正しく統計データを扱えるようになるために
高橋 海晴さん(さいたま市立岸町小学校6年:2020月3月試験合格─2級最年少記録)
 今回、統計検定2級を最年少で合格できたことを非常に嬉しく思っています。小学3年生の頃、父が統計検定2級の勉強しているのを見て、僕は統計検定に興味を持ちました。11月の検定では4級と3級に合格することができ、最年少合格賞をいただけて嬉しかったです。その後も統計学の勉強を続け、何度かPBT方式に挑戦してきました。特に、大上丈彦さんの『マンガでわかる統計学』は大変為になりました。家でも塾に通う電車の中でも何度も読み返しました。
 今年2月に一度、CBT方式に挑戦したのですが、苦手な推定と検定が全然分からず合格まであと6点でした。そこで、昨年度の最年少合格者の合格体験記を読んで『44の例題で学ぶ統計的検定と推定の解き方』を知り、この本を使って弱点を補おうと思いました。しかし、短期間で参考書の内容を全て理解するのは難しく、父に覚えておいた方がいい部分に付箋を貼ってもらい、試験の直前までその部分だけを何度も勉強しました。その結果無事合格できました。PBT方式は周りが大人の人ばかりでとても緊張したのですが、CBT方式はリラックスして受けることができたと思います。
 話は変わりますが、コロナ休校中に見た情報番組の中で、内閣支持率の円グラフがおかしな状態で放送されていました。そのグラフでは、『支持しない』が47%だったにも関わらず、過半数以上の人が支持しないと答えたように読み取れるように描かれていました。父が口癖のように言っている『世の中には3つの嘘がある。嘘、大嘘、そして統計だ。』という言葉の意味が分かった気がします。調査結果を可視化する場合、特定の意図が入るのはいけないことです。僕は、意図的に改ざんしたデータに騙されず、正しく統計データを扱える人間になりたいです。
 最後になりますが、準1級、1級の合格を目指して、引き続き統計学、数学の勉強に励みたいです。
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