私は、社内で統計を勉強するサークルに参加しています。そのきっかけは、業務で統計解析を使用する機会があるにもかかわらず、その知識に乏しく、適切に利用できていないと感じたからです。統計解析は、コンピュータを利用すれば簡単に実施できます。しかし、意味を知らずに解析を実施し、単に有意差の有無を表示するだけでは、間違った結論を導く危険があります。現在、社内有志と統計に関する勉強会を月1回程度の頻度で開催しています。
　今回、統計の勉強を始めて1年が経過し、知識の定着を確認するため、サークルメンバーで統計検定2級に挑戦することになりました。メンバーで知識を共有しながら、知識の習得を進めた結果、受験者全員合格することができました。データ解析の教育に熱心な先輩とやる気ある仲間がいたことが、私を合格に導いてくれた最大の要因であり、とても感謝しています。
　私の統計の勉強はまだ始まったばかりです。統計を自分の武器のひとつにできるよう、今後も統計の勉強を継続していきたいと思います。