40(後半?)の手習いで、統計の勉強をしてみました。普段は骨髄移植(ってご存知ですか?)という治療法を専門にするお医者さんをやっています。確かに医学の分野でも統計学は大事で、特に臨床試験を組んだり論文を書くとなると、統計解析を避けては通れません。しかしながら御多分に漏れず、私も解析ソフト(EZRが使いやすいです)に意味も分からず数字を入れて、そのご託宣を日々いただいています。医学研究では、平均値の差の検定など初歩中の初歩なわけですが、それを使う医師の中に、それがt分布に従うことをきちんと説明できる人は何人いるのかなって思っちゃいます(たぶん0.1%もいないのでは・・・)。そんなわけでちょっと「いい恰好してみよう」という幼稚な動機だったわけですが、これがなかなか面白くって。ただ2級のレベルでは、上記のように、いつも使っている解析にはまだまだ歯が立たず、次は準1級、1級だ!と意気込んでいます。しかーし!準1級、1級のテキストって急に難しくないですか?「Σ-1/2には不定性があるが、正定値行列に限れば一意である。三角行列にとることもある。」???「正定値」って初めて聞く言葉だ・・・。行列の-1/2乗って初めて見た。まあこんなレベルなんで、次に受験できる日は相当先(というか、そんな日が来るのか?)。でも昔懐かしい微積と線形代数が縦横無尽に使えて一つ一つがとても新鮮。楽しく勉強させてもらっています。