前職からデータの活用に関わる中で,統計検定の存在は知っていました。今回,会社からデータ解析研修を開催して頂き,その研修内容を理解できているかを評価するために受験しました。
普段の業務でも,多少はデータの分析に関わっているため,ある程度は基本的な知識は保有していましたが受験にあたっては,研修で学んだ内容を振り返りつつ,過去の試験問題を解いて,統計学的なモノの見方・考え方を強化していきました。また,試験問題を解いていると,こういうケースもあり得るな,実際の業務だったらどうだろうか?と考えさせられることも度々あり,統計学をどう活かすのかを深く考える良い機会でもありました。
ビッグデータが提唱されてからだいぶ経ちましたが,データから傾向やインサイトを発見していくには,やはり統計学の考え方が必要だと感じています。特に,データを可視化し,その中のエッセンスを見つけ,結果を解釈できることは,非常に重要なスキルセットだと思います。その意味で,3級の試験は,その理解度を測るのに最適な試験だと思います。
今後も,業務で統計学を活かしていく機会を増やしていきつつ,統計学の知識を深め,自己のレベルを上げていきたいと考えています。