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合格者の声

2級

最強の学問、統計学の入口に立つ
坂東 佑一さん(東京電子専門学校 情報学部教員)

 都内専門学校の情報学部にて教員をしております。かねてより様々な場所で「統計は最強の学問だ」、「統計は最も役に立つスキルだ」といった声を度々耳にしており、統計に興味は持っていたものの、学生時代にまったく学んだことが無かったため今さら勉強するのはなぁ…と足踏みしている状態でした。そんな中、勤務校のある学科で統計の資格対策授業をしているということを耳にし、そこで初めて統計検定なる存在を知りました。調べてみると、統計検定は多くの種別に分かれており、4級など比較的平易な級もあることを知りました。これなら初学者の自分もチャレンジしやすいのではと思い、4級から順にいける級まで取得しよう!と思い立ちました。
 本業は教員ですので、授業の合間などに勉強時間を確保するようにし、公式の過去問集を中心に学習を進めた所、4級と3級は比較的短期間で合格することができました。しかし、2級の公式テキストを読み始めると、急に難易度が上がったなと感じました。帰無仮説や有意水準といった初歩的な用語ですら最近初めて知った自分にとっては、2級の様々な確率分布や検定方法は未知の連続で、テキストの初回読破は挫折に終わりました。
 そこで作戦を変え、まずは過去問からやることにし、統計検定が開始された2011年から現在までの全過去問を買い集め、順番に解いていくことにしました。過去問も最初は分からない問題が多くあったものの、過去問を解いてテキストを見返して、ということを繰り返す内に、あれだけ分からないことだらけだったテキストもかなりの部分が理解できるようになり、楽しくなっていきました。
 こうして2ヶ月程度勉強を重ねた結果、最優秀成績で合格することができ、自身の成長を実感できました。一方で、本文執筆時点で準1級までは取得したのですが、2級以降の級はさらに難易度が上がり、まだまだ入り口にようやく立てた程度だなぁと、統計学の奥深さを痛感する日々です。

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