統計検定の存在を知ったのは,大学生協でのことでした。置いてあったパンフレットを見て,統計検定なるものがあることを知りました。私は,大学に入学してから統計の勉強を始めました。そこで,大学で学んだ統計の手法と理論が確実に身に付いているかどうかを確かめるべく,統計検定を受験することにしました。
受験にあたり,公式参考書『データの分析』を購入し学習した他,過去の試験問題を解いて,試験への対策をとりました。特に,統計には付き物であるグラフの読み取りと計算は,慎重に行いました。
試験本番では,それまで練習してきたことを,絶対の自信を持って出し切ることができませんでした。そのため,グラフの読み取りや計算に慎重になりすぎてしまい,時間が無くなってしまいました。辛うじて全問に答えはしましたが,最後のページは,問題を読んで数秒で選択肢を選んだ覚えがあります。そういった状況でしたから,当然受かった手ごたえなどありませんでした。
ところが,合否発表が届くと,合格していました。さらに,驚くべきことに,優秀者表彰までいただくことができました。信じられない気持ちでいっぱいになりました。本当に嬉しかったです。
2014年度からは試験が年2回に増えたということで,拡大されたチャンスを大いに活かして,2級,1級,そして,行く行くは専門統計調査士を目指して励みたいです。