VOICE数学専攻者による統計検定1級受験―過去問検討会を通じた統計的解釈の習得
統計を勉強するきっかけになればと思い、友人と一緒に統計検定1級を受験しました。受験に際しては、一般会場団体受験の制度を利用しました(受験料の割引が受けられます)。統計応用の分野は社会科学を選択しました。これは周囲に合わせただけでしたが、いま振り返ると、社会科学はほかと比較して分野特化でない標準的な問題が多い印象で、その意味では良い選択だったと思います。
私は大学・大学院で数学を専攻しており、線型代数や微積分、確率論の基礎に不安はありませんでしたが、統計を本格的に勉強するのは初めてでした。勉強の第一歩として、野田一雄・宮岡悦良『入門・演習 数理統計』を読みました。この本は、数理統計が専門の友人に勧められたもので、統計モデルの考え方や推定・検定についてよくまとまっています。また、代表的な確率分布の基本的な性質やその導出は、聞かれたらすぐ答えられるように訓練しました。
4月からは、数人でオンラインで集まって、過去問を解く会を行いました。毎週2~3時間で、10月末までに2018~2024年度の過去問を一通り解き終えました。全員が数学専攻だったので、数学的な部分はスムーズだった一方、統計特有の言い回しや近似、記述問題は公式の解答を見てもわからないことが多く、数学的な正当化や解釈についてしばしば議論しました。この会はとても有意義で、線型回帰や時系列解析は、ここで友人に教わりながら学習しました。
結果、統計数理・統計応用(社会科学)ともに最優秀成績賞で合格することができました。
統計検定の勉強を通して、統計が「得体の知れないもの」ではなくなったことが、自分にとって何より意義深いことでした。一方で、得られた知識を現実に使いこなすにはまだ壁があり、試験勉強を超えて手を動かす必要があると感じています。これからも研鑽を積み、統計の知識を問題解決に活かせるようになりたいと思います。
私は大学・大学院で数学を専攻しており、線型代数や微積分、確率論の基礎に不安はありませんでしたが、統計を本格的に勉強するのは初めてでした。勉強の第一歩として、野田一雄・宮岡悦良『入門・演習 数理統計』を読みました。この本は、数理統計が専門の友人に勧められたもので、統計モデルの考え方や推定・検定についてよくまとまっています。また、代表的な確率分布の基本的な性質やその導出は、聞かれたらすぐ答えられるように訓練しました。
4月からは、数人でオンラインで集まって、過去問を解く会を行いました。毎週2~3時間で、10月末までに2018~2024年度の過去問を一通り解き終えました。全員が数学専攻だったので、数学的な部分はスムーズだった一方、統計特有の言い回しや近似、記述問題は公式の解答を見てもわからないことが多く、数学的な正当化や解釈についてしばしば議論しました。この会はとても有意義で、線型回帰や時系列解析は、ここで友人に教わりながら学習しました。
結果、統計数理・統計応用(社会科学)ともに最優秀成績賞で合格することができました。
統計検定の勉強を通して、統計が「得体の知れないもの」ではなくなったことが、自分にとって何より意義深いことでした。一方で、得られた知識を現実に使いこなすにはまだ壁があり、試験勉強を超えて手を動かす必要があると感じています。これからも研鑽を積み、統計の知識を問題解決に活かせるようになりたいと思います。
