VOICE材料メーカーにおける新技術開発の効率化を目指して

私はメーカーで材料開発を担当しており、専門は物理化学です。学生、社会人を通して専門的に数学を勉強したことはありませんでしたが、統計学を学ぼうと思い立った理由は3点あります。

1点目は、効率良く成果を出すという意味で、将来的により求められる人材になれると感じたためです。統計学が高校数学で必修化されるなど、国家全体でデータサイエンスの重要性が認識され、民間でも取組が強化されつつある中、実際にデータを活用できる人材は現状そう多くはないと感じていることが背景にあります。

2点目は、先述のように統計学の知識が今後必要になってくるのは明らかですが、今まで専門的に勉強する機会がなかったためです。

3点目は物理や化学の分野では、元々複雑系を扱う医学や生物学の分野に比べて統計学の浸透が十分でないと感じており、微力ながら普及の一助になればと考えたためです。もちろん高度に統計手法を活用している研究も多々あると思いますが、物理や化学の分野で統計学が比較的浸透していない理由として、既存理論から新たな仮説を構築し新理論を導出するような、演繹的手法の比率が高いためかと推察しています。

以上の理由から、データ活用能力の向上と、現状の能力の客観的確認のために統計検定を受検いたしました。

統計検定は書店の統計学関連の本棚を眺めていて知りました。受験のための勉強には、日本統計学会公認のワークブックと、HPで公開されている範囲に準じた一般的な統計学の参考書を使用しました。この勉強の過程で、統計学を必要十分なレベルまで系統立てて学ぶことができ、実業務にも活かすことができております。今後はさらに高度な統計学の実業務への応用のため、今まで以上に機械学習の勉強にも力を入れる予定です。今回の検定合格と表彰を糧に、今後も統計学の知識の涵養と業務への応用に邁進していきます。

PBT方式試験

統計検定1級

「統計数理」「統計応用」

次回検定 2026年1115日(日)

CBT方式試験

統計検定準1級〜4級
調査士系・データサイエンス(DS)系