VOICE将来のキャリアのために受験したが、勉強は継続していく

私が統計検定の存在を知ったのは、おすすめの資格について書かれたWeb上での記事がきっかけでした。データ活用の重要性が高まっている中、私自身も将来のキャリアとしてデータを活用する仕事をしたいと思い、統計検定を受験しました。
具体的な学習としては、全範囲を一通り学習するために「統計検定準1級対応統計学実践ワークブック」を通読することから始めました。統計に深いなじみがあるわけではなかったため、とりあえず各章で書かれていることをざっくりと理解し、章末問題を通して理解を深めました。一通り範囲の学習を終えた後は、アウトプットを増やすために「統計検定準1級公式問題集」を用いて学習を行いました。解けなかった問題は、もう一度ワークブックに立ち返り、理解を深める努力をしました。
実際の試験は、これまで学んできた内容がどれだけ理解できているか、実力を確かめるよい機会となりました。CBT試験だったのでその場で合格と分かり安堵すると同時に、自分がしっかりと理解できていなかった分野も浮き彫りになり、今後も勉強を続けていく必要があると感じました。
学業との両立もあり、満足のいく勉強時間を十分に確保できたとはいえない状況だったため、試験前は合格できるか不安でした。そのため、今回合格することができてとても安心しました。また、優秀成績賞もいただくことができ、非常にうれしく思っています。限られた時間の中でこのような結果を得られたのは、本質を理解しようと努めた結果であると感じました。
現在、私は物理学の実験系の研究室に所属しており、日々様々な測定データと向き合っていますが、統計検定で得た時系列解析などの知識を応用する機会があり、統計を学んで非常に良かったと感じています。今後もデータの活用のために統計の勉強を続けていきたいと考えています。

PBT方式試験

統計検定1級

「統計数理」「統計応用」

次回検定 2026年1115日(日)

CBT方式試験

統計検定準1級〜4級
調査士系・データサイエンス(DS)系