VOICE統計学は科学の根幹を成す学問

仕事をするうえで、データを取り扱うことが多くあります。データというのはあくまで結果・出力であり、それをどう解釈するかという部分にこそ面白みがあると私は考えます。しかし、適当に基準を決めて、今月の売上は良かった悪かったと議論することに、果たして本当に意味があるのでしょうか。では、納得のいく合理的な基準を設定してください。こう言われたとき、「そんなのみんなで話し合って決めるしかないんじゃないの」と考える人が多いと思います。ここで科学の出番です。これまでに蓄積された山のようなデータをもとに、現在の状況・外的環境などに合致した"納得のいく合理的な"基準を見つけ出すのです。気持ちや感覚を根拠にするより、いくらか尤もらしいものになるんじゃないでしょうか。そして、この背景にあるのが統計学です。統計学は科学の文法であると言われるように、科学の根幹を成す学問だと思います。
私は統計検定準1級の学習を通して、まだまだ理解が足りないことに気づくことができました。それでも試験が終わり、結果的に優秀成績賞をいただけたことで、一度は諦めかけた科学者になるんだという夢を、もう一度追いかけてもいいのかなと思えました。まずは1級合格を目標に、学習を継続してステップアップをしていこうと思います。

PBT方式試験

統計検定1級

「統計数理」「統計応用」

次回検定 2026年1115日(日)

CBT方式試験

統計検定準1級〜4級
調査士系・データサイエンス(DS)系