VOICE「データサイエンス発展演習」をひととおり理解できていれば安心

データサイエンスに関連した資格試験はないだろうかと探していたところ、統計検定の検定種別の中にデータサイエンス(DS)基礎、発展、エキスパートという試験があることを知りました。
DS基礎ではExcelでのデータ収集・分析スキル、発展とエキスパートではPythonなどプログラミング言語の基礎的な内容や、アルゴリズム、データハンドリングに関する内容などもあり、今後身に付けていきたい内容が充実していると思って受験することにしました。
多変量解析など、統計学に関する背景知識も充実させていきたいと思い、24年9月はDS基礎と並行して統計検定準1級を、11月は統計検定1級をそれぞれ受験しましたが、25年1月からDS発展の出題範囲が変わるということをHPで知り、せっかくなので新範囲で受けたいと思って2月にDS発展を受験することとしました。学習に使用したのは公式演習書である「データサイエンス発展演習」です。数学的な証明、詳細は他書に譲るものとなっていますが、それぞれの分野の導入としては良いもので、大学初年度程度の数学の知識があるという前提であれば、ざっくりと概観をつかみたい方にお勧めできると思いました。問題演習も充実しているので受験にあたってはこの書籍をひととおり読んで理解できていれば安心できると思います。
今後は、アルゴリズムや機械学習等モデリングに関する手法に関する知識をさらに深めていち早くDSエキスパートに合格することを目指すとともに、得られた知識をもとにRやPython、Excelを使用したデータ解析の実践にもつなげていきたいと思います。

PBT方式試験

統計検定1級

「統計数理」「統計応用」

次回検定 2025年1116日(日)

CBT方式試験

統計検定準1級〜4級
調査士系・データサイエンス(DS)系