VOICE1級合格を新たな出発点に

大学では物理科から情報工学系の研究室に進んだものの、当時は研究に没頭できず、それよりも人びとの暮らしと金融に興味を持ち文系就職しました。あれから20年、社会人としての経験を重ねていく中で情報工学や統計学への興味が再燃したことに自分でも驚いています。

学び直しのきっかけは、昨今のAIやデータサイエンス分野の盛り上がりでした。これらのニュースを目や耳にするたびに「ニューラルネットワークか懐かしいな」「畳み込み積分なんてあったな」と情報工学や統計学を思い出す時間が増え、もう一度勉強してみたいと考えるようになりました。そんな折、勤務先が取得を推奨している資格として統計検定の存在を知り、あとに残すことができる資格取得を通じて学び直そうと決めました。

2級・準1級・1級と順番に受験しましたが、長らく数学から離れていた自分にとって1級は桁違いに難しく感じました。
微積と線形代数、とくに線形代数をおろそかにしていては理解が深まらないと思い、回帰分析・主成分分析・因子分析・多次元尺度構成法といった頻出の分析手法について行列を用いて表現できるよう訓練しました。また、2標本t検定・分散分析・回帰係数の検定等の異なる分析について、どのような条件下でどの部分が等しくなるのかを色々試しました。まわり道のようですが、これら試行錯誤によって理解が深まり、結果として人文科学の最優秀成績賞を頂くことができたのだと感じています。

今、私がいる業界においてもAIやデータサイエンスは重要視されています。統計検定1級はデータサイエンス系の資格試験という意味ではゴールの1つでしょうが、これで終わりとせず、学びを継続し、少しでも業務に活かしていければと思います。

PBT方式試験

統計検定1級

「統計数理」「統計応用」

次回検定 2026年1115日(日)

CBT方式試験

統計検定準1級〜4級
調査士系・データサイエンス(DS)系