VOICE実務に直結する内容が多く、非常に有意義な試験

データサイエンスを活用した課題解決に役立つスキルを高めたいと思い、統計検定準1級に挑戦しました。業務で統計学を扱う機会が多く、上司の勧めもあり、資格取得を目指すことにしました。大学時代に統計学を学んだ経験はあったものの、統計手法の正しい使い方や数学的な理論への理解は浅いものでした。これを克服するため、まず統計検定2級から基礎を固めることにしました。
準1級は2級の知識を土台にしているため、2級の学習が非常に役立ちました。使用した参考書は「統計学実践ワークブック」と「統計検定準1級過去問」が中心で、特に苦手だったベイズモデリングについては「データ解析のための統計モデリング入門」など理論を詳しく解説する書籍を活用しました。
最初の試験では57点、次は52点と結果が振るわず、どのように復習すれば良いのかわからなくなる時期もありました。しかし、諦めずに基礎に立ち返り、ワークブックを繰り返し学習しました。その結果、3回目の試験で合格を果たし、成績優秀賞までいただくことができました。
この試験を通じて、統計学の理論を深く理解できただけでなく、統計手法が具体的に何に役立つかを明確に掴むことができました。実務に直結する内容が多く、非常に有意義な試験でした。今後は、この学びを活かし、機械学習と統計の知識を駆使してビジネス課題に取り組み、適切な手法を選び出す力をさらに磨いていきたいと考えています。

PBT方式試験

統計検定1級

「統計数理」「統計応用」

次回検定 2026年1115日(日)

CBT方式試験

統計検定準1級〜4級
調査士系・データサイエンス(DS)系