企業・大学の取組事例
統計検定を活用した
データサイエンス教育の
取り組み
近年、注目が集まっているデータサイエンス分野。すでにいくつかの大学では、データサイエンス教育を重視し、統計検定の導入や実践的な学習を推進しています。また、統計学の授業内容を統計検定にリンクさせ、学生の理解を深めるとともに、学内に団体受験会場を設け、地域の高校生に参加を呼びかけている大学もあります。

また、統計知識の重要性は企業間でも広まりつつあり、社員教育や人材育成に統計検定を取り入れ、研修などに活用している事例もあります。

教育現場から社会人キャリアまで、活用が広がっています

統計検定は、大学、高校、中学、さらには企業や官公庁においても、その実力が認められています。基礎から応用まで体系的な統計の知識とスキルを証明できるこの資格は、あらゆる場面で「信頼の証」として活用されています。

~大学・大学院での活用~

  • 入試での優遇措置
    多くの大学が、統計検定合格者を対象とした特別選抜筆記試験免除などの優遇制度を設けています。
    統計検定は、学力だけでなく統計的思考力を備えた人物として評価される指標です。
  • 授業・成績評価での活用
    複数の大学で、統計検定が成績評価や単位認定に活用されています。
    統計の学びを成果として可視化し、大学での学修のモチベーションを高めます。
  • 研究・キャリア支援にも
    大学によってはキャリアサポートコースで統計検定が評価され、研究室配属の条件として統計検定を位置づけている例もあります。

~小・中・高校での活用~

  • 中学生でも挑戦!
    複数の大学による教育事業の一環で、中学生が統計検定3級・4級の合格を目指して学習し、多数の生徒が修了。
    小・中学生の統計リテラシー育成にも活用されています。
  • 高校入試にも登場
    ある高校の入試問題では、統計的な思考が問われる設問に統計検定のエッセンスが取り入れられています。

~社会人・実務での活用~

  • キャリアアップ・人材育成に
    中央官庁の中では、職員のキャリアアップ指針として統計検定の取得が明示されている例があり、統計スキルが重要な評価指標となっています。
  • 企業・公的機関による支援も
    公的機関によっては、受験料支援制度を実施し、スキル向上を後押ししている例もあります。

取組事例

インタビュー

特設会場団体受験実施例

日本人が一斉に試験を受けている様子の後ろ姿
特設会場として、これまでに統計検定の特設会場団体受験を実施された団体のうち、掲載の了解をいただいた団体を掲載しています。
特設会場団体受験とは、教育機関や各種法人、企業または公正な試験の実施が保証される団体において、特設会場を設置して受験をする方法です。なお、団体に所属する人たちだけでなく、団体外の方も受け入れ、一緒に受験ができるようにしている特設会場もあります。

特設会場実施団体

長浜バイオ大学/東海大学/岡山理科大学/一般社団法人データクレイドル/宮崎地区統計教育研究会/徳山大学/株式会社すうがくぶんか/諏訪東京理科大学/山梨英和大学/九州大学 医系学部/東洋大学 統計検定資格取得支援講座/専門学校 岡山情報ビジネス学院/九州国際大学/奈良県立青翔中学校・高等学校/福岡女子大学/箕面自由学園高等学校/龍谷大学理工学部数理情報学科/大阪府臨床検査技師会/ジュニアドクター育成塾「めばえ適塾」/西日本工業大学

PBT方式試験

統計検定1級

「統計数理」「統計応用」

次回検定 2026年1115日(日)

CBT方式試験

統計検定準1級〜4級
調査士系・データサイエンス(DS)系