私が統計検定を知ったのは、高校生の時でした。
高校の授業で統計を扱う機会はほとんどありませんでしたが、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)の研究や同級生との議論で統計的な分析を行うこともあって少しずつ書籍やwebで学習していました。そこで、自宅近くの大学が統計検定の外部受検受け入れ団体会場になっていることを知り2級から挑戦を始めました。
独学で全てが手探りの中、統計検定の書籍(日本統計学会公式認定 統計検定1級対応 「統計学」 日本統計学会 編)は適切な指針を与えてくれました。
特に確率分布や統計推定・検定の分野は高校までの学習ではあまり厳密に議論をすることのないところで、とても興味深く勉強していました。
大学生になり準1級1級とチャレンジしてみて、統計検定で問われる範囲はとても広く深いと感じていたので、まさか合格できるとは思っていませんでした。私自身は統計学の入り口にさしかかったところです。学ぶほどにその奥深さと面白さを感じます。
この合格を機に、なお一層勉強していきたいと思っています。
中高生には統計は馴染みが薄いかもしれませんが、数学に興味がある人ならきっと楽しく学べると思います。様々な手法を知るきっかけとして、統計検定への学習をぜひ進めて欲しいです。
※1級「統計数理」・1級「統計応用」の最年少の記録をおもちの方です。2018年11月試験での合格です。-広報担当 記