私が統計検定を知ったのは、教室で担任の先生がこの検定の受検希望者を募った時でした。初めは受けようかどうか悩んでいましたが、大学受験のデータの分析の内容が検定に含まれていると聞いて、今の内にデータの分析を習得しようと思い、受検することを決めました。
検定受験の学習では、統計検定の過去問を時間内に解いていくという形で6回分行いました。また、相関係数や偏差の求め方などの分からなかった部分についてはインターネットで調べて、理解しました。正直、私もそこまで多くの時間を割いて学習した訳ではありませんが、過去の問題から大体の出題傾向とその解き方が分かったので、このような結果で合格することができました。
この検定において大切なことは「読み取る力」と「疑う力」です。統計検定の過去問を見ると分かることですが、グラフや表から読み取れることを選択する問題がいくつかあります。これらは与えられた情報を隅々まで把握し、選択肢に書かれている内容を吟味することで簡単に解けます。また、このような問題では見落としがちな落とし穴がありますが、しっかりと問題を確認すれば難なく判断できます。
私はこの検定を受検して、統計という分野の面白さを感じました。統計は計算方法を覚える必要がありますが、それ以外はしっかり問題を読めば解けるものがほとんどです。将来、統計を使う機会は必ずあるのでそこで今回学んだことを活かせれば良いと思います。上の級は更に難しくなり、合格率も低くなると思いますが、是非、今後も統計検定を受検していきたいです。