あるメーリングリストで統計検定の実施内容を知りました。これまでに統計調査業務に携わってきた中で身に着けた知識を試す良い機会であると考え、受験を考えました。
受験に当たって、各試験の「参照基準項目表」及び「検定問題例」を分析した結果、大きく分けて(1)公的統計、(2) 社会調査、(3) マーケティング・リサーチの3つの分野の知識が必要であると考え、関連する書籍を基に勉強しました。
「統計調査士」及び「専門統計調査士」は、公的統計全般に関する実務の深い知識が試される試験であると感じました。また、受験後に試験問題をよく復習することで、公的統計などに対する理解が深まり、今後の業務に役立つ知識が得られると感じました。
Royal Statistical Societyの Higher Certificate 試験及び統計検定1級を受験する予定で、現在勉強を進めています。また将来、Royal Statistical Societyの Graduate Diploma 試験も実施される予定と伺っており、最終的にはこれを目指して勉強を進めていこうと考えています。
実査、サンプリング、集計・解析などの統計調査実務の諸分野について、その能力を検定する制度が将来的に整備されると、調査の実務に関するより専門的な能力の開発に役立つのではないかと感じました。