3級に合格するなら,まず公式テキスト『データの分析』をやってみるのがいいと思う。1日1章なら,17日。それから過去問をいくつかこなせば,合格ラインはクリアできるはず。
わたしの場合はたまたま統計の市民講座を受講したとき,2ヶ月後に検定があることを知った。2級か3級を受けてみようと思い『完全独習 統計学入門』(小島寛之・ダイヤモンド社)でしばらく勉強した。これも良書だと思う。
そのうち仕事が忙しくなり,3級に絞って受験することに決めた。結局,試験前の数日で慌てて公式テキストを読むことになった。それから,テキストの実践問題と,ホームページからダウンロードした過去問と。 本番のテストは,過去問よりもやや難しかったように思う。つっかえた問題は後回しにして,最後にやり直すと上手くいった。
最近,インターネットで海外の人たちとやりとりする機会が増えた。たとえば日本の社会状況について質問を受けたとき,単なる印象で答えるよりも,具体的なデータを示せた方が話が早い。6月には2級に挑戦してみるつもりである。