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合格者の声

2級

温泉で統計検定に出会い、新たに電卓を買って、いざ受験!
高田 理浩さん(会社員)

統計検定との出会いの場所は,なんと温泉でした。2013年,福島県の飯坂温泉で開催された日本計量生物学会に参加した際,私は無料サンプルとして置かれていた統計検定の過去問に出会いました。最初は,無料だしなんだかお得そうという不純な動機で手に取ったのですが,温泉宿で眺めていると,問題を解いてみたいという衝動にかられ,その衝動が統計検定受験に結びつきました。
私は企業で一介の医療統計家として勤務しているので,目標は1級だったのですが,いきなり1級を受験する勇気はわかず,とりあえず2級を受験することにしました。統計検定2級対応 統計学基礎の教科書を購入し,一通り目を通しました。数式の導出など,教科書に記載されていない行間の内容も自分なりにフォローしましたが,振り返ってみると2級を突破するのが目標であればそこまでする必要はなかったように思います。統計学基礎の教科書を逸脱する問題は原則出ていませんので,過去問の出題傾向を意識しながらこの教科書を読み込めば十分だと思います。
なお,2級は試験に関数電卓を持ち込むことができません。しかし,平方根の計算はできる電卓が欲しかったので,カラーデザイン電卓(ミニミニナイスサイズタイプ)を購入し,本番に備えました。
試験当日。受験会場に行ってみると,「日本にこんなにも統計家がいらっしゃるのか」と驚くほどの受験者数でした。試験自体は出題傾向が大きく変わることもなかったので,落ち着いて受験できました。ランクSをいただくことができましたので,怯えることなく1級にチャレンジできそうです。
統計検定2級は大学基礎課程の内容,すなわち統計学の土台になる内容が試験範囲です。基礎的な部分で取りこぼしている内容がないか確認できるとても有意義な試験なので,受けようか迷っておられるのであれば,是非受験をおすすめいたします。

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