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合格者の声

2級

今回学んだ内容を高校数学の現場に広めることができればと思っています。
安松 正敏さん(教育系出版社(編集職))

 統計検定を初めて知ったきっかけは,高校数学の新課程で新しく入った「データの分析」に関して書かれた記事において,参考となる資料として挙げられていたことでした。そこで興味を持ち,まずは高校の内容である3級を昨年受験し,合格しました。そして,より深く統計について学びたいと思い,2級を受験することにしました。
 大学時代に統計学を少し勉強した経験はあったのですが,ほとんど内容を忘れていたため,一からの勉強となりました。公式のテキストと過去問題集を利用して勉強しました。初めは公式テキストから読み始めたのですが,正直言うと,公式テキストは内容が詳細かつ豊富すぎて,検定に合格するためのポイントがよくわかりませんでした。そこで,まずは内容が理解できないところは読み飛ばしつつ,とりあえず公式テキストを一通り読み終えることにしました。その後,過去問題集で過去問を解いていきました。過去問を見たことで,検定に合格するためのポイントがようやく把握できました。過去問を解いてみて,できなかった内容を公式テキストで確認し,もう一度過去問を解いてみる,という繰り返しで,徐々に理解の穴を埋めていきました。その結果,2級に合格することができました。
 今後の抱負としては,これから編集する書籍を通して,今回学んだ内容を高校数学の現場に広めることができればと思っています。高校数学の現場では,今まで統計を必修で扱っていなかったため,統計をどのように教えればよいか戸惑っている先生方が多いのが現状です。そのような先生方に,単に知識だけではなく,統計の使い方・読み取り方など社会で必要とされているスキルについても伝えることができればと考えています。

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