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合格者の声

1級「統計応用」

基礎的なことを完璧に理解していることが求められている
水田 宙さん(テクノスデータサイエンス・エンジニアリング株式会社)

私は現在情報系職種の会社でデータサイエンス業務に従事させていただいております。会社で統計検定資格が取得推奨されていたことや,私がデータ分析やモデリングの業務に従事しているうちに統計学に面白みを感じ,勉強するきっかけを作ろうと思ったことが受験を決意した理由です。
勉強法は推奨図書であった1級の参考書を読み込み,試験当日約2週間前に過去問を解き始めるといういたってシンプルなものでした。参考書はたまにベッドの中で寝ながら読み,楽しく勉強させていただきました。各々の確率分布の性質が特に学びがいがありました。
過去問を解いたときは,制限時間も短く幅広い知識を瞬時に引き出す力が求められているという印象を受けました。
統計応用は複数の分野に分かれていますが,私は大学院時代情報理工学系の研究科にいたこともあり理工学を選択しました。学びなれていた分野ということもありすっと知識がはいっていった気がします。合格するということを優先するのであれば,やはり所属していた研究科や従事している業務内容に近い分野を選択することをおすすめします。
本番を受験したときは,統計数理・統計応用ともに過去問と比べて聞かれていることが平易なものが多く,その分基礎的なことを完璧に理解していることが求められているのだなという印象を受けました。統計応用については結果が幸いしましたが,統計数理に関しては基本事項の抜けや練習不足がたたり不合格となってしまいました。
今後の目標は,まずは来年の統計数理にどのような難易度でも対応できるように準備して臨み,できれば再びこの原稿を書かせていただけるような成績で合格して1級を制覇することです。
そして,そのような資格を持っているという(良い意味での)プレッシャーを自分にかけながら,普段のデータサイエンス業務を高いクオリティで遂行していこうと思っています。

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