私はAI・データ分析に関するコンサルタントを経て現在データサイエンス領域のインストラクターとして従事しています。今回、データサイエンス基礎の最優秀成績賞を頂きうれしく思います。
受験の動機としては、データサイエンティストを志す未経験者の教育の観点で資格内容を把握したかったことです。特に他の資格との差異を把握することでケースに応じた資格取得をお勧めできると考えました。
実際に受験をして印象深かったのは、Excelの関数を用いた仮説検定とExcelのピボットテーブルの扱いを重視している点でした。学習時には手集計による推測統計と合わせて、Excel関数を使った場合の対応関係を意識すると学びが深まると感じました。また、ピボットテーブルは強力なツールですが体系的にトレーニングできる機会は少ないため、この資格取得を通して学習できるのもポイントだと感じました。
総じてデータサイエンス基礎として手を動かす実践的な内容も多く、ケースに応じてこの資格取得をお勧めしたいと思います。
今後益々、データ利活用人材の重要性が増すとともに、その能力を判断できる基準も必要になってくると思います。この統計検定がこれからデータ人材を目指す方にとってもより良いモチベーションとなるようにさらなる発展を期待しています。