マーケティングリサーチの会社に勤務しております。業務に活かせる資格はないか先輩に相談したとき、教えてもらったのが「統計調査士」でした。
　仕事上、統計との関わりは深いのですが、「難しそう」というイメージからしっかりと勉強できていませんでした。統計調査士検定に合格すれば、業務に活かせるレベルの統計知識が身につくのではないかと思ったのが受験の動機です。
　受験に当たっては公式のテキストを用いて学習し、問題集に繰り返し取り組みました。また、問題集を進めていくうちに「統計法の知識も不可欠である」と感じ、統計法も参照するようになりました。勉強期間としては約半年間で合格することができました。
「統計調査士の資格を持った者が社内にいる」ことを入札の競争参加資格に定めている企業も多く、自分の市場価値が上がったようで嬉しく思います。
　近年はデータというものが重要視されるようになり、その価値はますます高まっていくと考えていますが、データの情報源や収集方法まで重視されている方は多くないのかなと思います。さらなる情報化社会に向けて情報リテラシーを高めるため、統計調査士、統計検定はすべての方におすすめできる資格だと思いました。
　統計調査士の勉強を進めていくうちに、散布度に興味を持ちました。さらに実用的な知識と能力を得るため、専門統計調査士も挑戦してみたいと思います。