顧客調査に関わる知見を深める目的で受験をいたしました。
業務で顧客のニーズを調査することがあり、インタビューなどの定性調査と、アンケートなどの定量調査を組み合わせて実施しております。定性調査については大学で文化人類学を専攻したこともあり、ある程度の経験がありました。一方、定量調査については専門的な知識がなかったため、一度体系的に学んでおいた方が良いと感じました。
学習の指標として、業務で実際に使う可能性の高い公的統計について問われる統計調査士受験を設定し、約1ヶ月をかけて準備を進めました。準備にあたっては、日本統計学会の「経済統計の実際」を読み込みつつ、別途出版されている公式問題集を繰り返し解きました。加えて、疑問が生じた際は都度インターネットで情報を集めて解消するようにいたしました。
受験の結果、有難いことに最優秀成績賞をいただけ、大変嬉しく思います。統計調査士の出題範囲には、統計法の詳細な内容など、普段の調査実務ではなかなか読み込まない事柄も多く、視野を広げることができました。
より実践的な知識もつけるべく、専門統計調査士受験に向けて学習を継続しようと考えております。