前職在籍時にデータ関連の資格として紹介されたのが、統計検定を知ったきっかけです。
　私は統計学を専攻していたわけではないので、周囲に比べ数理統計に明るくないところがコンプレックスでした。データアナリストとして活動していく中で、しだいに最低限の統計知識を充足したい思いが強くなり、2年前に2級を取得しました。
　その後、現職に転職し、マネージャーに昇格するに至って、立場相応の専門知識を示すべく統計検定準1級の受験を決意しました。
　準1級は2級に比べると格段に本質的理解や応用面の知識が求められるため、2級取得時より、より業務に近いところに踏み込めたなという感触です。
　他チームへのレポーティングや難局における数理的解釈など、以前より自信を持って取り組めるようになりました。
　教材は一般的な下記2冊を何度も繰り返しました。

・統計検定準1級対応　「統計学実践ワークブック」
・日本統計学会公式認定　統計検定準1級　公式問題集

　基本に忠実に、良書を隅々まで理解することが合格の近道だと思います。ただし、上記参考書で省略されている部分については、適宜ネットや世間一般で言われる良書を引用することで攻略していくことになると思います。
　今後は、統計検定1級を目標に引き続き学習を続けていきたいです。数理的理解を高めることによって、使うだけではなく背景を説明できるデータ人材であり続けたいと思っております。