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合格者の声

専門統計調査士

社会の実像を捉えるために
石川 智温さん(筑波大学附属駒場中学校2年:2021月12月試験合格─専門統計調査士最年少記録)

 統計検定を知ったのは、父の勧めがきっかけでした。新聞やインターネット上に、真偽のわからないさまざまな情報が交錯する中、それぞれのデータを正確に分析し、正しい情報を見極められるようになりたいと思い、まずは3級を受験しました。
 その際に最優秀成績賞をいただいたのをきっかけに、統計データを解析するだけでなく、実際に調査する方法も学んで実際に活用したいと思い統計調査士を、より深くデータを理解できるようになりたいと考え、2級を取得しました。そして今回、3級を受験した時からの目標だった専門統計調査士を続けて取得しました。
 専門統計調査士の受験にあたっては、「入門・社会調査法」という本と公式の過去問題集を中心に学習を進めました。基幹統計などの細かい情報については、本の中で取り上げられていないこともあり、総務省の「基幹統計一覧」などをその都度確認し、記憶する方法で学習を行いました。統計検定2級レベルの統計に関する技能も問われるので、微分・積分を詳しく学習していない段階において連続型確率変数などを理解するのは難しかったですが、その中で数学の学習を一緒に深められたのもいい経験だと思っています。
 専門統計調査士の勉強を通して、社会の実像を捉えるには、どのような倫理と正しい理解を持って臨まなければいけないかを学び、そして深く意識することができました。また、「日本語の読み書き能力調査」のような興味深い調査の実例にも触れることができ、興味がある地域振興の分野などで実際に応用することができないかも考えています。
 まだ数学に関する知識の少なさ、そして実際に統計に触れた経験の少なさから、深く理解していない分野も多く残っていると思います。これからも一層、準1級や1級の合格を目指して統計の勉強を続けていきたいです。

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