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合格者の声

専門統計調査士

調査の内容を説明するための「目」と「言葉」を手に入れた
錦織 啓佑さん(株式会社コスモブレイン)

 私は地方自治体のコンサルタント会社に勤務しており、質問紙調査や面接調査等、様々なタイプの調査に携わっています。そこで、各種調査の理論的側面と実践的側面、両面の知識を整理しなおし、また不足している部分を確認・学習することを目的として、専門統計調査士を受験することにしました。結果、専門統計調査士で優秀成績賞を頂き、嬉しく思っています。
 受験にあたっては、過去問題集を一通り解き、分からなかった部分を調べて学習しました。ただ、それだけでは刺激が少なく面白くないので、好奇心にしたがって時々は脇道に逸れながら、関連する知識を深めていきました。例えば、個人情報保護法について、どのような権利がその背景にあるのか、またその権利に関してどのような議論がされているか、ということです。
 反省点としては、個人的に公的統計の部分が弱かったので、このあたりは過去問だけに頼らず、系統立てて解説されているような書籍を購入し、内容を整理すべきであった、ということがあります。
 合格可能なレベルの知識が身についたおかげで、調査の計画から実施まで、理論と実践の両面を含めて、より俯瞰的に見通すこと、また、よりクリアに理解することができるようになりました。これは、様々な行政系の調査に携わるにあたって、その内容を説明するための「目」と「言葉」を手に入れた、ということで、広く社会に対して説明責任を果たす上で、非常に有意義なことだと考えています。
 今後も研鑽を積み、数学的な土台が弱いので難しいとは思いますが、準1級程度の知識を身につけたいと考えています。また、仕事柄ですが、欠損値推定や因果推論などの知識を身に着け、応用していきたいと考えています。

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