社会が大量のデータを生み出し、価値を創出する「データ時代」となり、データサイエンスの重要性が広く認識されるようになりました。文部科学省も数理・データサイエンスをすべての大学生が学ぶべき分野と位置づけ、この分野の教育強化を進めています。特に「数理・データサイエンス・AI教育強化拠点コンソーシアム」において大学における標準的なカリキュラム及びスキルセットが整備されています。
「データサイエンス基礎」を踏まえて、「データサイエンス発展」では大学教養レベルの一般的な内容について、CBT方式で評価・認証します。試験内容は、上記の数理・データサイエンス・AI教育強化拠点コンソーシアムの「スキルセット及び学修目標 第一次報告」および、モデルカリキュラム(リテラシーレベル)に準拠します。これによりデータサイエンスのスキルレベルを客観的に評価します。
試験内容の概要は以下の通りです。データサイエンス発展の具体的な内容は、数理・データサイエンス・AI教育強化拠点コンソーシアムの「スキルセット及び学修目標 第一次報告」および、モデルカリキュラム(リテラシーレベル)に準拠した出題範囲表をご覧ください。
【具体的な内容】
倫理・AI、数理、情報、統計に関する大学教養レベルの内容
出題形式 | 多肢選択問題、数値入力問題 |
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問題数 | 30問程度 |
試験時間 | 60分 |
合格水準 | 100点満点で、60点以上 |
出題範囲 |
統計検定データサイエンス発展出題範囲表(旧出題範囲表) 統計検定データサイエンス発展出題範囲表(新出題範囲表) ※新出題範囲表による試験は2025年1月開始予定です。それまでは旧出題範囲表による試験を継続します。 ※新出題範囲表による試験の切り替え日時については確定次第このページでアナウンスします。 |
※CBT方式の開始日:2021年9月28日(火)
【持ち込み可能な電卓】
四則演算(+-×÷)や百分率(%)、平方根(√)の計算ができる普通電卓(一般電卓)または事務用電卓
【持ち込み不可の電卓】
上記の電卓を超える計算機能を持つ金融電卓や関数電卓、プログラム電卓、グラフ電卓、紙のメモ帳/電子メモパット付の電卓、電卓機能を持つ携帯端末
※試験会場に持ち込める電卓は1台までとなります。
※試験会場では電卓の貸し出しは行っておりません。
※試験前に電卓の確認を行うことがあります。
解答に必要な統計数値表は試験会場で配布し、試験終了後に回収します。
検定種別 | 受験料 |
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統計検定 データサイエンス発展(DS発展) | 一般価格 6,000円 学割価格 4,000円 |
※全て税込み価格です。
※学割の対象者についてはCBTの運営を行っているオデッセイコミュニケーションズの試験要項「学割価格の対象となる学生」にてご確認ください。
試験直後に試験結果レポートが提示されます。
試験日から4~6週間後に合格証を発送します。
試験日の翌月の第3週目にオープンバッジを発行いたします。オープンバッジにつきましては、以下のページをご参照ください。
参照:
オープンバッジ