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合格者の声

1級「統計応用」

統計学を真剣に勉強するモチベーションとしての受験
箕輪 裕さん(東京工業大学4年)

 私は大学で機械学習や仮説検定などを用いて研究を行う必要がありました。しかし、それらの基礎となる統計学の理解が当時はあいまいで、正しく研究を行うことができるかどうか心配でした。そこで、統計学を真剣に勉強するモチベーションとして統計検定1級の受験を決断しました。

 私の学部は情報系でもなければ数理科学系の学科でもなかったため、初めは統計学に用いられている数学(解析学、線形代数学など)を理解することや様々な定義を覚えることが予想以上に困難でした。それ故、一般的にも有名な中心極限定理の概念さえ理解に苦しみました。
 しかし、「現代数理統計学の基礎」(共立出版)を読み、「弱点克服 大学生の確率・統計」(東京図書)で問題を解くといった勉強を半年程度繰り返していたところ全範囲なんとなく理解できるようになりました。その後、過去問を4年分解き、試験に臨んだところ、幸いにも初めての受験で統計数理、統計応用共に合格することができ、統計応用に関して言えば、優秀成績賞を頂くことできました。

 統計検定1級合格のために学んだ統計学や基礎となる解析学、線形代数が現在機械学習の勉強に非常に生きているように感じます。今後は、さらに機械学習とその基礎となる数学の勉強を進め、まだ理解が曖昧な統計学の分野についての理解を深めていけたらと考えております。

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