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合格者の声

2級

統計の魅力を伝えることのできる数学の教師になりたい
森田 大貴さん(東京学芸大学教育学部4年)

 自分は大学の教育学部数学専攻科に所属し、将来は数学の教員になりたいと考えています。2022年度から学習指導要領が大きく改訂され、高校生から仮説検定の考えを学ばなくてはならなくなります。しかし、自分が高校生のときに仮説検定の考えを学んだことがなく、大学の授業でも解析や代数に比べ、統計は苦手な分野でした。このままでは教員になった際、十分なレベルの統計の授業ができないのではないかと心配になり、しっかりと学びなおそうと思ったことが統計検定を受けるきっかけです。
 勉強の際はWEBサイト「統計学の時間」を見て、基礎的な知識をノートに整理し、十分知識を蓄えたところで、「統計検定2級 公式問題集」を用いて過去6回分の問題を時間を計って解きました。最初は6割程度しか正解できませんでしたが、徐々に正答率を上げ、最後には8割近く正答することができました。
 そして本番では順調に問題を解いていきましたが、ときどき導いた解答が選択肢の中にないために混乱しました。練習より時間はかかりましたが、それでも余裕を持って終わらせることができ、自己採点では35問中33問正解という自己最高記録を出してS合格することが出来ました。
 統計は授業を行う側にとって話の広げ甲斐があり、面白い分野です。しかし、それを広げていくためには背景となる統計の知識が必要です。今回の検定はなぜこのような手順で数値を求めるのか、そんな視点を得ることができると共に、自分も統計を扱うことができるという自信を私にもたらしました。これは私にとって大きな成果であると言えます。今のところ、準1級を受ける予定はありませんが、2級で学んだ内容は充分に生かし、統計の魅力を伝えることのできる教師になりたいと考えています。

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