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合格者の声

1級「統計数理」

「結果を見るだけ」から、「適切性を判断しての解析」へ
松永 眞章さん(医師、大学院生)

 疫学研究で必要な統計解析を学ぶのに役立つと思い受検しました。
 大学では系統的な統計学の講義がなかったので、独学で教科書を読んだり、過去問や問題集を解いたり、統計検定の対策セミナーを受講して試験対策を行いました。
 統計数理の対策としては、基本的な確率分布の確率関数・確率密度関数、期待値、分散、確率母関数・モーメント母関数、最尤推定量を考えなくても導出できるぐらい計算に習熟することが重要です。それに加えて、過去問を解くことで、その他の頻出分野(たとえば、不偏推定量、フィッシャー情報量、最尤法、条件付き分布・期待値・分散、順序統計量など)の理解を深めることも必要です。
 2年前に統計検定のことを知り、これまでに2級、準1級、1級と受検してきました。2級で統計学の基礎知識、準1級で様々な統計手法、1級で数理統計学の基礎を学ぶことができました。
 これまでは統計解析ソフトをマニュアル通りに操作して出てきた結果を見るだけでしたが、適切な解析手法かを判断した上で解析できるようになりました。また、教科書には詳しく書かれていないけれど研究に必要な統計手法を解説した論文を読み解けるようにもなりました。
 今後は、1級で学んだ数理統計学の知識をもとに、疫学研究で使われる統計解析の理論的な背景を学んでいきたいです。

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