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合格者の声

RSS/JSS

試験勉強を通じて業務で必要とされる知識と技術を向上させることができました。(Graduate Diploma 合格)
小野 裕亮さん(SAS Institute Japan株式会社)

 2012年にインターネットにて統計検定があるのを知り,統計検定,Higher Certificate,Graduate Diplomaと続けて受験いたしました。
 統計学の基本知識を習得するために受験いたしました。私は統計分析ソフトウェアの民間企業でテスターとして働いているのですが,業務で必要とされる知識と試験内容とで重なる部分が多く,試験勉強を通じて技術を向上させることができたと思っています。また,初歩も理解していないことを改めて痛感いたしました。
 試験勉強では,RSSのGradate Diplomaのウェブページで公開されている過去問を解くことに最も時間を費やしました。シラバスで試験範囲を確認しながら,いくつかの公式や要点は手書きでノートにメモしておき,試験直前に見直しました。Examiners’ detailed commentsに記載されている助言も参考にいたしました。Reading list (Examinations reading list)で挙げられている参考図書のいくつかを購入しました。
 モジュール1, 2に関しては,竹村彰通(1991)『現代数理統計学』創文社,日本統計学会編(2013)『統計検定1級対応 統計学』東京図書,小寺平治(1986)『明解演習 数理統計』共立出版も用いました。今回は勉強できなかったのですが,モジュール4の多くの内容に関係している日本語書籍として,奥野忠一・芳賀敏郎(1969)『実験計画法』培風館を普段は利用しています。
 今回の試験には直接には関係しませんが,統計学の勉強には,書籍だけではなく,YouTubeやニコニコ動画,edXやCourseraも利用しています。日本版MOOCのgaccoでの統計学講座も楽しみにしています。
 二日間半に渡る試験を実施してくださった関係者の方々に心からお礼を申し上げます。未熟なために失敗ばかりの毎日ですが,今回の合格を励みにし,周りの方々と協力しながら頑張っていきます。
 筆者はSAS Institute Japan株式会社から給与を受け取っています。文章の責任は筆者個人のみにあります。

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