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合格者の声

統計調査士

統計調査の大切さを市民に伝えたく受験しました
中根 良輔さん(取手市役所)

 市役所で勤務する私は,平成27年に国勢調査の指導員を勤め,平成28年には配属された統計担当課で経済センサス-活動調査を担当したことにより,統計調査の社会に対する重要さに気付きました。しかし,ライフスタイルの多様化や,情報保護意識の高揚,インターネットに溢れる誤った情報等により,市民の統計調査への協力・理解の獲得は難しくなりつつあります。そこで,統計調査事務の設計や,調査員・指導員への指導,市民への協力依頼等のレベルアップを図りたいと思い,統計調査士の試験を受験しました。
 勉強を進めていく中で,調査に対する質問への回答がスムーズに行えるようになった他,各調査の目的や概要を覚えることで,どのようなデータが存在するか,全体的に把握できるようになりました。統計担当課の仕事以外にも,会議で出た話題の裏付けデータを探し出したり,経済や産業構造に詳しくなったり,家庭内でのお小遣い交渉に統計調査を利用するなど,活用の幅は無限大です。市民のみなさん一人一人の協力の結果が,こんなにも社会に重要性を持っているという事を,ますます伝えたくなりました。
 統計調査士という資格は,資格そのもので直接利益を得られる機会は少ないと思いますが,社会生活・家庭生活全般で活かせる知識が手に入ります。資格取得の過程で得た知識を使い,「統計調査の大切さ」といったマクロな視点と,「自分自身の生活にどう関わるか」といったミクロな視点を織り交ぜて,市民の協力・理解を得ていきたいと思います。

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