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合格者の声

準1級

1つ1つ疑問点を潰していく
松岡 昇さん(早稲田大学3年)

 大学の様々な講義で統計の知識を扱うこともあり、一度きちんと総復習をする機会を持ちたいと考えていた折この統計検定を知り受験しました。2級、準1級共に合格することが出来て大変嬉しく思います。特に2級は最優秀成績賞をいただき驚いています。
 準1級は昨年開始された新しい試験であること、2級よりも非常に範囲が広いことからなかなか勉強の指針が立たず苦労しました。手探りの勉強でしたが、受験後の感想としては要所を抑え、確実に解くべき問題を落とさないことが重要だと感じました。具体的な勉強方法としてはまず『統計解析法』(永田靖著)を通読し例題を丁寧に解いていきました。この際電卓を使いきちんと手を動かすことが試験本番にも活きてくると思います。その後は余力に応じて多変量解析法、実験計画法、機械学習の本を追加していただければと思います。そして過去問演習ですが、今後は例題集を含めれば実質3年分あることから比較的傾向はつかみやすいのではないかと思います。すべての問題にきちんと取り組んで、11つ疑問点を潰していただきたいです。ここまで出来ればきっと合格水準には届くかと思います。
 近年大規模データの活用に注目が集まっておりデータ解析はあたかも何でも分かる魔法のように考えられがちです。しかしながら、強固な理論的知識がなければ最新の解析ソフトを用いても決して正しい解釈は得られないと思います。今回統計検定の学習を通じてそうした泥臭い取り組みが長い目で見れば必要になってくるのではと感じました。ハードルは高いと思いますが、在学中の統計検定1級及びアクチュアリー数学科目の合格を目指して今後もこつこつ勉強に励んでいければと思います。

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